【廻る世界で奇跡の歌を】〜間章〜







暗い地下で風もないのにランプの灯が揺れる。




「状況はどうなのだ。」


「まだ漏れ出してはいない、だが、近い内に地上にまで及ぶのは確かだ。」


「少し早いな‥‥これでは預言が‥‥」


「しかしこのまま、と言うわけにもいくまい。」


「一度、『あの力』で消しますか。」


「しかしそれでは預言が・・・!」


「だから、もしもの時のために例のものを完成させておこう。」


「あぁ、『アレ』ですか。」


「それならば預言に反しはしないだろう。」



「時に、《聖なる焔の光》の様子はどうだ?」


「は、それがまだ覚醒しておらず‥‥。」


「往生際が悪いのう。」


「少しは力が使える筈だ。大丈夫であろう。」


「そうだとよいが‥‥。」


「これは、明日にでも?」


「そうだな、早い方がいいだろう。」


「では、明日連れてゆきます。」


「頼んだぞ。」


「はっ」







「全ては世界のために、必ずこの預言通りにしようぞ‥‥」




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名無しのオッサン達の密会(笑)










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